西日本出身の私が実際にに新潟県で賃貸を選ぶ際に気を付けた点や、住んでみてわかった注意点をまとめました。
新潟県のみならず、雪国での賃貸探しをする方の参考になれば幸いです。
目次
雪国での賃貸選び、どうやった?
我が家の探し方
我が家は当時西日本に住んでおり、新潟県までは車で10時間ほどかかるため、実際に現地を訪れて物件を探すことは難しい状況でした。
そのため、物件探しはすべてネットで完結させました。
ありがとうネット社会!
最近はオンライン内見を取り扱っている不動産会社もあり、実際に内見できなくても物件の雰囲気を確かめることができてとても便利です。
我が家の物件探しの条件
物件探しにあたって、旦那と希望条件をすり合わせて決めた我が家の物件探しの条件は
- 2LDK以上
- 旦那の職場から徒歩20分以内
- 駐車場2台
- 2階以上の場合、外階段不可
と、外階段不可以外、ほぼ雪国事情を考慮してませんでした。
外階段って雪の時に滑りそうで怖いじゃん。by旦那
必須ではないけど、もしあればとして条件に挙げたのが
- 融雪装置付き
- サンルーム付き
- 敷地内ゴミ捨て場
の3つでした。
これは本当に条件に挙げてよかった! 雪の日がとても楽になりました。
契約までの流れ
まず、上記の条件をもとにSUUMOなどの賃貸検索サイトにて検索し、候補を挙げていきます。
通常の家探しと同じですね。
不動産会社の問い合わせの際、「遠方のため内見にいけないこと、オンライン内見は可能か、郵送等で契約はできるのか」を備考欄に記載しました。(実際はもう少し丁寧に記載しました)
残念なことに取り扱いの不動産会社はオンライン内見を行っていなかったため、気になる点の写真をたくさん送っていただくように依頼しました。疑問点も都度メールで確認し、問題がなかったため契約へ。
契約については、必要書類を用意してメール添付で送信 → 原本を郵送で送付、契約金の振込 という流れでした。
内見をしていないので「未内覧物件契約承諾書」という書類にも署名が必要でした。
写真で見たのと違うって思っても文句言わないでね、って書類です。
現地到着してからの流れ|鍵の受け渡しはどうやった?
我が家が新潟に到着した翌日に引っ越しトラックが到着することになっていたので、新潟に到着してすぐに不動産屋を訪ね、説明と鍵の引き渡しを受けました。
契約時に説明を受けられなかったので、このタイミングでの契約説明を受けました。
実際に住んでみてわかったこと
やはり、実際に住んでみると思ってたのと違うと感じることもいくつかありました。
融雪装置
我が家が契約した物件は地面にパイプが設置されていて、そこから地下水が放出されるタイプの融雪装置でした。
そのため多少のムラはありますが、概ねきれいに雪を溶かしてくれるので駐車場の雪かきの手間がとても軽減されました。
車に積もった雪も、融雪装置の近くの水の当たる位置においておけば溶けるので、雪置き場に迷うこともなく、これは本当についていてよかったです!
周りを歩いてみると、ホースタイプの融雪装置を使っている物件もありました。そちらでは車がホースの上を通るなどしてホースがずれ、雪解けのムラが激しかったです。
物件を探すときには「融雪装置あり」となっていても、どういったものが設置されているかを確認することを強くお勧めします。
車で帰ってきて雪かきして駐車するのめっちゃ大変ですよ
サンルーム
日本海側で曇り多そうだし、雪の日は外で干せないからサンルームあったら便利じゃない? とゆるーい考えで採用したサンルーム付き物件。
雨の日も雪の日も風が強い日も、天候を気にせずに洗濯物を干せるのは本当に便利です。
が。
全面ガラス張りタイプだとまた違うのかもしれませんが、賃貸でよくある窓タイプのサンルームだと思ったほど洗濯物は乾きません。
窓を開けて風を通せば乾きますが、梅雨時期や冬など湿度が高い時期はサーキュレータでは乾きませんでした。
サンルームで洗濯物を乾かそうと思うなら、除湿乾燥機が必須です。
敷地内ゴミ捨て場
雪が積もってる中を長いこと歩かなくていいの本当に楽です。おすすめ。
敷地外でも同じかもしれませんが、ゴミ捨て場周りの雪かきが当番で回ってくるのでそこだけが少し大変ですが、雪道をゴミ持って歩くことに比べたらなんてことないです。
除雪ルートの確認
我が家ではしっかりと確認していませんでしたが、これは本当に確認しておくべきです!
自治体のサイトで除雪情報は確認できます。
家の前の道が除雪対象外だと朝から相当量の雪かきが必要になるため、激しく体力を奪われます。
雪かきって一回したら終わりじゃないんですよ…。
駐車場が除雪対象の道路沿いだと最低限の雪かきだけすればいいので、物件探しの時は駐車場の位置も注意して確認してみてください。
駐車場が奥まったスペースにあると、道路までの雪かきも必要になるので本当に大変です。
外階段
住んでいないので違っているかもしれませんが、歩いているときなどに見かけた外階段付き物件では屋根や壁がついているところが多くかったので、思ったほど滑らないのかもしれません。
内階段の物件も多いので、心配な方は外階段を避けた方が安心かもしれません。
屋根壁あってもちょっと心配ですよね
まとめ
実際の我が家の例を挙げてみましたが、いかがでしたでしょうか。
少しでも参考になれば幸いです。